平成22年11月7日大阪国際交流センターで、FIDI発足記念講演会を受講しました。演者は林揚春先生、森田耕造先生、武田孝之先生、荒垣一彦先生、桜井保幸先生でした。
う蝕、歯周病を原因として歯質、歯周組織の崩壊が始まり、その結果多くは第一大臼歯の欠損を発端として第二大臼歯の欠損を起し、さらに過大な力が加担して習慣性咀嚼側の歯、支台歯、鈎歯に問題が生じ、上顎前歯、長い遊離端欠損を誘発して、その結果すれ違い咬合、片顎の無歯顎欠損、コンビネーションシンドロームなどへとドミノ倒しの様に欠損が拡大していきます。
私たちの役割は患者さんにこの道筋を知って頂き、どのような治療で、この欠損ドミノを食い止めるかが重要であるとの講演がありました。
患者さんによりよい生活を送って頂くためにも、患者さんの立場にたった治療を心がけたいと思います。
院長