2010.10.3
平成22年10月3日、サンポ−トホ−ル高松にて林揚春先生の講演会を受講しました。
すべての症例において予知性の高いインプラント治療を実践するためには、インプラントの埋入ポジションが重要なファクタ−となります。本セミナ−では、既存骨を利用することで骨の活性を促し、インプラント周囲にインプラントに適したインプラントのためのネイティブボ−ンを獲得するための埋入ポジションについてお話されました。
骨伝導性を有するHAインプラントを用いた、この新しいインプラントポジションのコンセプトを応用することによって、裂開や開窓症例で抜歯即時埋入や狭小な歯槽骨に対するインプラント処置、垂直骨量が5mm以下のサイナスリフトなどの難症例がどれほど術者、患者にとって優しいインプラント治療になりうるかを症例を交えて解説されました。
埋入部の歯槽骨の基底部が広ければ、インプラントポジションによりインプラント頬側のバルコニ−が出来上がることが良く分かりました。
大変、貴重な講演会でした。大切にしていこうと思いました。
院長